【2026年プロ野球】戦力外通告・引退選手一覧と12球団合同トライアウト日程!運命の通告期間を徹底解説
ペナントレースの全日程が終了し、ポストシーズンの熱狂が最高潮を迎えるその裏で、プロ野球界にはもうひとつの「非情な現実」が訪れます。
それが、球団から選手へと告げられる「来季の契約を結ばない旨の通告(戦力外通告)」です。
華々しい現役引退セレモニーでファンに見送られる選手がいる一方で、人知れずスーツ姿で球団事務所を訪れ、通告を受ける選手たちが毎年100名以上存在します。 そして、彼らが現役続行の最後の望みを懸けて挑む舞台が「12球団合同トライアウト」です。
本記事では、戦力外通告の期間ルール(第1次・第2次の違い)、注目の去就動向、そして合同トライアウトの日程やテレビ中継について詳しく解説します。
戦力外通告&トライアウト全体スケジュールインフォグラフィック
通告期間のルール、12球団合同トライアウトの開催日、そして通告を受けた選手の4大進路パターンを図解にまとめました。

戦力外通告の2段階ルール:第1次と第2次の違い
プロ野球の戦力外通告は、NPBの協約によって期間が厳格に定められています。大きく分けて「第1次」と「第2次」の2つの期間が存在します。
1. 第1次通告期間(9月30日 〜 10月11日)
- 期間の定義: レギュラーシーズン終盤から「クライマックスシリーズ(CS)開幕前日」まで。
- 対象の特徴: 早期に戦力構想から外れた選手、現役引退を決断したベテラン選手、手術やリハビリに伴い育成契約への切り替えが前提となる選手などが中心となります。
- 例外規定: CSファーストステージで敗退した2球団に限り、最終戦の翌日まで(遠征の場合は翌々日まで)通告期間が延長されます。
2. 第2次通告期間(CS全日程終了翌日 〜 日本シリーズ終了翌日)
- 期間の定義: クライマックスシリーズがすべて終了した翌日から、日本シリーズ全日程終了の翌日まで。
- 対象の特徴: 「10月24日のドラフト会議」で各球団が新人を指名した結果、支配下登録の定員(70名枠)を空ける必要が生じた選手が通告を受けます。
- 日本シリーズ出場球団: 日本シリーズを戦う2球団(王者)のみ、日本シリーズ全日程が終了した翌日に一斉に通告が行われます。
12球団合同トライアウト2026の日程と会場
戦力外通告を受け、それでも「まだ野球を続けたい」「NPB他球団で勝負したい」と願う選手たちが集うのが、秋の風物詩である合同トライアウトです。
- 開催日: 「2026年11月14日(木)」(※雨天予備日: 11月15日)
- 開催球場: 「ZOZOマリンスタジアム」
- 形式: カウント1ボール1ストライクから始まる「シート打撃方式」。投手は打者数名と対戦し、打者は数打席に立って実戦形式でスカウトにアピールします。
- 視察者: NPB全12球団の編成担当・スコアラーをはじめ、独立リーグ、社会人野球、海外スカウト(台湾プロ野球・米独立等)が一堂に集結します。
合同トライアウトの生中継・視聴方法
合同トライアウトの模様は、毎年CS放送の「フジテレビONE スポーツ・バラエティ」などで朝のウォーミングアップから全選手の打席終了まで完全生中継されます。 スカパー!に加入していれば、自宅のテレビやスマホから運命のシート打撃をリアルタイムで見届けることができます。
プロ野球の熱闘からストーブリーグまで完全カバー!
クライマックスシリーズや日本シリーズの全試合生中継はもちろん、秋のドラフト会議(スカイA)や合同トライアウト(フジテレビONE)、春季キャンプ中継まで、プロ野球のすべてを1年中届ける「スカパー!プロ野球セット」。 ストーブリーグの人間ドラマもノーカットで追いかけたいファン必携です。
トライアウト後の4大進路パターン:厳しい合格率の現実
合同トライアウトからNPB他球団の支配下契約を勝ち取れる確率は、例年わずか数パーセント(参加50名前後に対し、獲得は1〜3名程度)という極めて狭き門です。 通告を受けた選手たちには、主に以下の4つの道が残されます。
- 「NPB他球団からの獲得オファー」: トライアウトでのアピールが実り、投手のコマ不足や代打の切り札を求める他球団から声がかかるケース。支配下登録、あるいは育成契約での入団テストを経て再起を図ります。
- 「元球団との育成再契約」: 若手投手でトミー・ジョン手術などのリハビリ中である場合、球団から事前に説明を受けた上で一度自由契約となり、育成選手として再契約を結ぶパターンです。
- 「独立リーグ・社会人野球・海外挑戦」: ルートインBCリーグ、四国アイランドリーグplus、ヤマエ久野九州アジアリーグなどの独立リーグへ進み、NPB復帰を目指す選手や、社会人野球のクラブチーム、台湾プロ野球(CPBL)へ新天地を求める選手も増えています。
- 「現役引退とセカンドキャリア」: オファーを待ちながらも期限までに声がかからず、引退を決断するケース。球団職員(打撃投手、ブルペン捕手、スカウト、アカデミーコーチ)として残る道や、一般企業への就職など、第2の人生へと歩み出します。
よくある質問(FAQ)
Q1. 戦力外通告と自由契約の違いは何ですか?
A. 「戦力外通告」は球団が選手に対して「来季は契約を更新しない」と直接伝える行為を指します。その後、コミッショナー事務局から公式に「自由契約選手」として公示されることで、他球団と自由に契約交渉ができる法的な身分となります。
Q2. 育成選手も戦力外通告を受けますか?
A. はい。育成選手も同様に通告の対象となります。また、育成選手は規程により「3シーズン経過した時点で一度自動的に自由契約となる」ルールがあり、再契約を結ぶか退団するかを協議します。
Q3. トライアウトを受けないと他球団へ移籍できませんか?
A. いいえ。すでに実績があり他球団から水面下で調査されている選手などは、トライアウトを受験せずに直接オファーを受けて移籍するケースも多くあります。
まとめ:ユニフォームを脱ぐ瞬間まで輝くプロの誇り
戦力外通告は厳しい現実ですが、そこから再び這い上がって一軍のマウンドや打席で輝きを取り戻した選手も数多く存在します。
秋のストーブリーグがどのように動き、誰が新たなチャンスを掴むのか。 グラウンドを去る選手たちの誇りある戦いにも、ぜひ温かいエールを送ってみてください。




